ワタシたちケモノたちの物語を紹介しま〜す!!
-ケモナーたちの青春友情ドラマ-
「ヤバイ音楽中毒…ヤバイケモナーたち」
そこにいるのは、音楽だ〜い好きな4匹のケモノちゃん!!
「森に住むケモノたち」と「街に住む人間たち」
音楽を通してお互いを分かち合っていく、
歌って、踊って、ライブして、木の実をたくさん食べて…
「音楽中毒なケモノたち」によって繰り広げられる、青春友情ドラマ!
小説のタイトルは
「ヤバイ音楽中毒…ヤバイケモナーたち」
【物語の概要】
完読所要時間 6分10秒 2316文字
ワタシの名前はメロン
ワタシたちは、音楽に夢中になっちゃった4匹のケモノなの!
だから、みんなでバンドを組んでるの!
ワタシたちは一つの大きな夢を持っている。
いつかワタシたちの住む森で木の実が食べ放題のフェスティバル
「ラズベリーフェスティバル」が開催したいってね!!
そこに人間さんたちを招待したいというのがワタシたちの夢。
ある時、ワタシとキツネちゃんはひょんな事から、森のリーダーから、
人間界をルポタージュ(潜入捜査レポート)してきてほしいと、ミッションを課せられたの。
だからちょっと勇気を持って、人間たちの世界に飛び込んでみた。
そこからワタシたちにも信じられないようなシンデレラストーリーが始まったの….
「森に住むケモノたち」と「街に住む人間たち」が音楽を通してお互いを分かち合っていく、
この小説のなかにはそんなワタシたちケモノたちの姿が描かれているの。
それはワタシたち「ヤバイ音楽中毒、ヤバイケモノたち」によって繰り広げられる、青春友情ドラマ!
バンド名はまだないから、みんなからとりあえず「ケモナーたち」って呼ばれてる。
遅くなっちゃったけど…初めまして、
改まりましてワタシの自己紹介とワタシからバンドのメンバーを紹介しますね!
ワタシは女の子の猫で名前は「メロン…!!」。
人間が住む街、ダコタヒルズの先にある大きな森で生まれた正真正銘の至って平凡な野生の猫。
バンドではボーカルを担当している。
色々なことに興味あるけど、ワタシはまだまだ不安の多いちょっとシャイな女の子。
人間さんたちと仲良くしたいと思っていて、
オシャレとか甘い食べ物とか、もちろんライブとか…やってみたい〜…そんな女の子です。
みんな仲良くしてほしいな…よろしくお願いしま〜す!
そしてこの写真の中でワタシの後ろにいるのが「キツネちゃん」。
ワタシの幼馴染で1番仲のいい大親友。
キツネちゃんは頼れるお友達で男の子達よりもかっこいい!
バンドではベースを担当してる。
男の子まさりのベースをブンブンひいちゃう、ちょっとオマセなみんなのセクシーアイドル
そのパワフルなエネルギーの源になっているのが好物のトルティーやチップス。
スナックとかファストフードに目がない正真正銘のジャンクフード中毒なケモノ。
ダコタヒルズでは毎日2回はスーパーに行く、最近そこでヤンチャしちゃってバンされた(出入り禁止)
だから代わりにワタシがスナック買いに行ってあげてる。
ちょっとお転婆、でもすっごく行動的な女の子。
実は内緒だけど…
ちょっと恋心持ってる…恥ずかし…
そして横にいるのがギターを担当している、通称「バニーボーイ」。
韓国のDNAを持つカッコいいウサギちゃん。
人間の住むセカイににペットとして生まれ、ギターを習得した15歳の時自由を求めて家出をすることを決心したといわれてる。
それからは人間に扮して「ダコタヒルズ」にあるカジノの酒場では数々の歌い手をバックにギターを弾いてきた。
仕事がないときは、カジノでバニーガールになりすまし、
その美貌を生かしチップを荒稼ぎ、若くして人間の扱いをよく知っている。
とにかく「経験豊富」「アイディア豊富」「人脈豊富」やることなすことがメッチャ早いスーパーラビット。
本当に才能豊かでワタシたちの夢に賛同してくれてこのバンドに加入してくれたの。
実はワタシたち未だに「バニーボーイ」から年齢、性別を知らされていない。
本当は女の子なのかな?って思ってる。
それから「メロンちゃん」の話によると「ダークベアーくん」は「バニーボーイ」から手ほどきを受けギターを始めたと言われている。
使ってるギターも彼からのお下がりといわれているが、そのことに関しては真相は定かではない。
そして最後に「プティプティ」。
ちょっぴりヤンチャな、かなり幼さが残る可愛いオオカミドラマー。
森の中では革新派と言われている革命家のリーダー「チェ・ウルフラ」の13匹いる子供の末っ子。
森の儀式の時には欠かせない太鼓の兄弟、「ウルフラ ブラザーズ」として有名で、儀式の時、「この子はドラマーとしても人間界でも注目されるぞ…」って、その天性の才能を「バニーボーイ」に見出されてバンドに加入。
いつでもどこでも「パンパンパンパン」何でも叩いちゃうから、「うるさい」って「キツネちゃん」に怒られる。
スティック取り上げられると、行動パターンは至って単純、舌を出してウロウロウロウロ、終いには人間界で味を覚えたエナジードリンクをみつけに「ダークベアーくん」と街中を徘徊するって困ったパターン。
むしろスティック持っているとき以上に落ち着きがなくなり目が離せないから…
保健所に捕まらないようにと「キツネちゃん」が神経を尖らせて見張るものの、気がつくと脱走してる。
その都度キツネちゃんに首根っこ噛みつかまえられ連れ戻される。ヤンチャ極まりない幼児キャラクター…
ワタシからすると、キツネちゃんも充分にヤンチャだと思うけどね…
「プティプティ」は「ダークベアーくん」と仲が良く、暇さえあればお兄ちゃんたちと一緒に集団で森を徘徊、獲物狩りするのが日常。
サーモンの捕り方は実は「ダークベアーくん」から教わったという説もある。
こんなお茶目なお友達3匹とワタシは、人間たちの世界に足を踏み入れたくさんの楽しい経験をしたの。
そんなワタシたちケモノたちの青春友情ドラマ。
小説のタイトルは
「ヤバイ音楽中毒...ヤバイケモナーたち」